急な体調不良や「いつもと違う」と感じたら

救急内科では、突然起こった体調の変化や、すぐに対応が必要な症状に対して診療を行っています。
「救急車を呼ぶほどではないかもしれないが、様子を見るのは不安」
「夜間や休日に体調が急に悪くなった」
そのような場合も、どうぞご相談ください。
西山堂病院では、内科を中心とした救急医療体制を整え、地域の皆さまが安心して受診できる医療を提供しています。
救急内科で診ている主な症状
次のような症状がある場合は、救急内科の受診をご検討ください。
- 急な発熱、寒気
- 強いだるさ、意識がぼんやりする
- 胸の痛み、胸の違和感
- 動悸、息苦しさ、急な息切れ
- めまい、ふらつき、立っていられない
- 強い頭痛、突然の吐き気
- お腹の強い痛み、嘔吐、下痢
- 手足のしびれ、力が入りにくい
- 顔のゆがみ、ろれつが回らない
- 急な血圧の上昇や低下
「年のせいかもしれない」「少し休めば治るかもしれない」と思っていても、重大な病気が隠れていることもあります。
| 循環器内科 | 高血圧・狭心症・心筋梗塞・不整脈・心不全症状(息切れ・浮腫など) <冠動脈CT・心臓超音波・心電図・運動負荷テスト(トレッドミル)・ホルター心電図・MRI(MRA)> |
|---|---|
| 糖尿病内科 | 栄養指導・人工透析治療(1階透析室:10床および2階一般病棟個室:1床) <血糖・尿糖・眼底検査・神経伝導速度> |
| 脳神経内科(脳卒中超急性期治療;TPA) | 脳卒中・脳動脈硬化・頭痛・めまい・疼痛・認知症外来 <脳CT・脳波・MRI・MRA・リハビリテーション> |
| 消化器内科 | (※西山堂慶和病院・ひたちの中央クリニック提携) 胃潰瘍・大腸ポリープ・肝臓病・膵臓病 <腹部超音波 ・ 腹部CT ・ 大腸CT ・ 内視鏡検査(経鼻) ・ 大腸内視鏡検査> |
| 呼吸器内科・アレルギー科 | 気管支喘息・慢性気管支炎・肺炎・アレルギー疾患 <胸部CT・肺機能検査> |
| 人工透析・腎臓内科 | 腎不全・尿毒症・浮腫 <腹部CT・腹部エコー> |
救急内科の役割
救急内科は、原因がはっきりしない症状を、まず総合的に診る診療科です。
診察・検査を行い、
- すぐに治療が必要か
- 入院が必要か
- 専門診療科での治療が必要か
を判断します。
必要に応じて、循環器内科・脳神経内科・消化器内科・呼吸器内科などの専門診療科と連携し、患者さまにとって最適な医療につなげます。
行っている主な検査
症状に応じて、次のような検査を行います。
- 血液検査・尿検査
- 心電図検査
- 胸部・腹部レントゲン検査
- CT検査
- MRI検査
- 超音波検査(エコー)
検査は必要最小限にとどめ、患者さまの体への負担が少なくなるよう配慮しています。
高齢の方の救急受診について
ご高齢の方は、症状がはっきり出にくいことがあります。
- 「なんとなく元気がない」
- 「食欲が急に落ちた」
- 「いつもより反応が鈍い」
このような変化も、病気のサインであることがあります。
ご本人だけでなく、ご家族が「いつもと違う」と感じたときも、受診の目安になります。
受診に迷ったときは
- 救急車を呼ぶべきか迷っている
- かかりつけ医が休診している
- 夜間・休日に体調が悪くなった
このような場合も、無理に我慢せずご相談ください。
症状を伺い、適切な受診方法をご案内します。
安心して受診していただくために
救急内科では、
「急に具合が悪くなった」「どうしてよいか分からない」
という不安な気持ちに寄り添った診療を心がけています。 どんな小さな症状でも、気になることがあれば早めにご相談ください。